日本人の日本の観光地に関する意識調査 ソックリトリップ調べ


 ソックリトリップは、「日本人の日本の観光地に関する意識調査」の結果を発表した。

<「日本人の”日本の観光地”に関する意識調査」>
■調査概要
【調査対象者】 500 名   【調査期間】 2018 年 6月15 日(金)〜2018 年6 月17 日(日)
【対象者条件】
●性 別: 男女
●年 齢: 20 歳〜69 歳
●地 域: 全国
●調査方法: インターネットリサーチ

■調査結果サマリー
✔ 日本の魅力を「良く知っている」と回答したのは全体の3割足らず。一方で、8割が「日本には自分が知らない魅力的な場所があると思う」と回答。

  • 「日本のことを良く知っている」と回答したのはたった3割(29.6%)
  • 「外国人に日本の魅力をアピールできる」はたった2割にとどまる(22,6%)
  •  「日本の魅力を海外の人に語ることができる」も22.6%で、日本の魅力に対する知識や魅力の紹介について自信がない姿が明らかに。
  • 一方で「日本には、自分がまだ知らない魅力的な場所があると思う」には、約8割となる78.6%が同意
  • さらに70.8%の人が、「日本のまだ知らない魅力的な場所を知りたい」と考えていることが判明

✔ また、外国の人に勧めたい「日本のおすすめの観光地」回答は「富士山」「京都」など、メジャースポットが殆ど。

✔ 今年の「夏休みに行きたい場所」ランキング、TOP10スポット中、海外と日本の割合は6:4。特に20代・50代・60代のランキングでは、TOP5のうち、4スポットが海外という結果に。

✔ 旅行先を選ぶ際に最も重視することは「リラックス・癒やし(85.2%)」。次いで、ほぼ同列数値で、「見たことのない風景や景色(84.6%)」がランクイン。

  •  旅行先を選ぶ際に重要視すること1位は「リラックスできる、癒やされる(85.2%)」
  •  ついで2位に「見たことのない風景や景色がある(84.6%)」続くのは「自然を体感できる(76.6%)」「非日常体験ができる(70.6%)」等。

✔ 「海外=絶景」という偏見が、日本の絶景スポットへの関心の引き下げ要因?写真だけで比較すると、日本と海外に対する「魅力度」は大差ないことが判明。

■調査結果

  • 日本の観光地としての魅力をよく知らない日本人が約7割も!​しかし、約8割の人が「日本のまだ知らない魅力」があると考えている

 ≫日本の魅力を「良く知っている」と回答したのは全体の3割足らず。
一方で、8割が「日本には自分が知らない魅力的な場所があると思う」と回答

20 〜60 代の男女に日本の観光地について、「日本のことを良く知っているか」を尋ねたところ、「あてはまる」もしくは、「ややあてはまる」という回答はわずか29.6%で、また、「外国人に日本の魅力をアピールできる」人が22.6%しかいないことが明らかになりました。一方で「日本には、自分がまだ知らない魅力的な場所があると思う」という質問には、78.6%が同意し、更に70.8%の人が、「日本のまだ知らない魅力的な場所を知りたい」と答えました。
日本の観光地に対し、「日本のまだ知らない魅力」があると考え、魅力を知りたいと思っている人が、「世界の観光地の方が日本の観光地よりも魅力的」と答えた人(36.8%)よりも数多くいることがわかりました。

                                        回答者数:500人

  • 外国の人に勧めたい「日本のおすすめの観光地」回答は「富士山」「京都」など、メジャースポットが殆ど

≫外国の人に勧めたい「日本のおすすめの観光地」は1位が「京都」、次いで「富士山」が選出。

20 代〜60 代の男女に「日本の観光地で、外国人におすすめしたいスポット」を尋ねたところ、1位(32.2%)が「京都」、ついで2位(22.0%)が「富士山」と、メジャースポットがランキング上位を占めました。「日本の観光地についての知識がない」とQ1の質問で答えた方が、70.4%程度であったように、自国にも関わらず、おすすめできるスポットは、名の知れたメジャーな場所を挙げてしまう、あまり他の観光地を知らない人が多いことが明らかになりました。

 ▼外国の人に勧めたい日本のおすすめの観光地

 

  • 夏休みの旅行先は「海外」が人気

≫今年の「夏休みに行きたい場所」ランキング、TOP10のなかでも、海外と日本の割合は6:4。特に20代・50代・60代のランキングでは、TOP5のうち4/5スポットは海外の観光地が占めるという結果に。

20 代〜60 代の男女に今年の「夏休みに行きたい観光地」を尋ねたところ、日本の観光地を選んだ人は、60%。海外を選んだ回答は、40%という結果となり、旅行は「海外」の意識が強いことが分かりました。

 

  • 旅行先選びには、都市よりも、見たことのない風景や景色、自然があり、リラックスできる「体験」を重視

≫旅行先を選ぶ際に重視することは「リラックス・癒やし」が約8割(85.2%)。また、ほぼ同列数値で、「見たことのない風景や景色(84.6%)」がランクイン

20 代〜60 代の男女に「旅行先を選ぶ際に重要視すること」を尋ねたところ、1位が「リラックスできる、癒やされる(85.2%)」、ついで、2位が「見たことのない風景や景色がある(84.6%)」で、1位と2位は、ほぼ同等の回答数でした。3位以降、続くのは「自然を体感できる(76.6%)」ことや、「非日常体験ができる(70.6%)」ことで、旅行先選びには、都市よりも、見たことのない景色や、自然があって、リラックスできる「体験」を重視していることがわかりました。

▼旅行先を選ぶ際に重視すること

 

  • 「絶景=海外」ではない!日本の絶景と海外の絶景を比較したら、「魅力度」は変わらなかった
≫「海外=絶景」という偏見が、日本の絶景スポットへの関心の引き下げ要因か?写真だけで比較すると、日本と海外に対する「魅力度」は大差ないことが判明

20 代〜60 代の男女に6つのスポットの写真を見てもらい、どれがどこの観光地の写真なのか明かさぬまま、各スポットに対して「魅力的だと思う」と回答した割合を算出。
結果、日本は最高87.4%、海外は最高88.0%と大きな差異がないことが分かりました。

 
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